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ASUS ROG Strix G15 G513QRレビュー

ASUS ROG Strix G15 G513QRレビュー

15.6型ノート型ゲーミングPCで比較的お求めやすい価格のROG Strixシリーズ から、【NVIDIA GeForce RTX 3070】&【AMD Ryzen5000シリーズ】を搭載したモデル「ROG Strix G15 G513QR」が発売されました!

そこで早速、実機をレビューしてみました。

特徴や使用して分かったデメリット・メリットなどについてまとめていますので、購入しようか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

ASUS ROG Strix G15 (G513QR)

ASUS ROG Strix G15 (G513QR)の特徴

オーバークロック可能なAMD Ryzen 9 5900HX プロセッサーが搭載できる


ASUS ROG Strix G15 (G513QR)はオーバークロック可能な8コアCPU、AMD Ryzen 9 5900HXを搭載できます。

第10世代インテルCPU(Core-i9-10980HK)と比較した場合に、上記のようにパフォーマンスで上回っています。

液体金属グリス使用で冷却性能が向上


グリスに液体金属グリスを使用し、最大で約10℃のCPU温度低下を実現。

また、6本のヒートパイプや進化したセルフクリーニングファンで自動的に塵や埃を排出。

エアフローに関しては前世代ファンに比べ約13%の改善を実現し、コンピューターの寿命を伸ばします。

バッテリー性能が向上

90Whの大容量バッテリーで、12.4時間~13.8時間の長時間駆動。

前モデルROG Strix G15(G512)とROG Strix G15(G513)との違いまとめ

G512 G513
CPU インテル Core i7-10750H AMD Ryzen 7 5800H
AMD Ryzen 9 5900HX
グラフィックス NVIDIA GeForce RTX 2060 NVIDIA GeForce RTX 3070
バッテリー 最大66Wh(約6.7時間~8.2時間) 最大90Wh(12.4時間~13.8時間)
ディスプレイ 15.6” FHD(240Hz/3ms) 15.6” FHD(300hz/3ms)
/WQHD (165Hz/3ms)
ビデオメモリ 6GB GDDR6 8GB GDDR6
ストレージ 最大1TB (PCI Express 3.0 x2接続) 最大1TB (PCI Express 3.0 x4接続)

前モデルROG Strix G15(G512)とROG Strix G15(G513)との違いの主なポイントを一覧表でまとめてみました!

前モデルに比べて、CPU・グラフィックス・バッテリーの3つが特に大きく性能アップしています。

ASUS ROG Strix G15 (G513QR)レビュー

当レビュー機のスペック:CPU AMD Ryzen 9 5900HX プロセッサー、メモリ16GB、15.6型ワイドTFTカラー液晶(2,560×1,440) (WQHD) (165Hz)、NVIDIA GeForce RTX 3070グラフィックス、1TB SSD(PCI Express 3.0 x4接続)


ディスプレイは、15.6型ワイドTFTカラー液晶 WQHD(2,560×1,440)です。

FHD(1,920×1,080)で【300hz/3ms】、WQHD(2,560×1,440)で【165Hz/3ms】と、非常に高いリフレッシュレートを出すことができます。

それなりに重いゲームをプレイしてもカクつくことなく、安心してプレーに集中できます。


「ROG Armoury Crate」という内蔵ソフトを使うと、「サイレント」「パフォーマンス」「ターボ」など、状況に応じて異なったモードが選択できるようになっています。

ただし、最大出力の「ターボ」モードは、電源につないでいないと選択できないようになっています。

また、キーや底面のライティングを変えたりすることもできます。

静音性も高く、最高出力の「ターボモード」でも45dB以下の音に収まるよう設計されています。


Dolby Atmos技術を搭載したスピーカーを底面に2基搭載し、スタジオ品質のサラウンドサウンドです。

また、「集音」と「出力」双方向の2ウェイAIノイズキャンセリング技術により、ストリーミングなどでクリアな音声録音を実現します。

ASUS ROG Strix G15 (G513QR)キーボード
キーボードにはテンキーの搭載はなく、代わりにトラックパッドにテンキーが表示されます。

ASUS ROG Strix G15 (G513QR)インターフェイス背面
インターフェイスは、主に背面にまとまっています。
①USB3.2 (Type-A/Gen1)
②USB3.2 (Type-C/Gen2)
③HDMI
④有線LAN端子【1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T (RJ45)】
⑤電源コネクター

①USB3.2 (Type-A/Gen1)
②USB3.2 (Type-A/Gen1)
③マイクロホン/ヘッドホン・コンボジャック

ASUS ROG Strix G15 (G513QR)の重さ


本体の重さは、2,337gでした。


ACアダプターは、やはりどうしても重くなってしまいますね。746gでした。

ASUS ROG Strix G15 (G513QR)の仕様

プロセッサー AMD Ryzen 7 5800H(3.2GHz/4.4GHz)
AMD Ryzen 9 5900HX(3.3GHz/4.6GHz)
ディスプレイ 15.6型ワイドTFTカラー液晶、ノングレア
AMD Ryzen 7 5800Hモデル:1,920×1,080ドット (フルHD) (300Hz)
AMD Ryzen 9 5900HXモデル:2,560×1,440ドット (WQHD) (165Hz)
メモリ 16GB(DDR4-3200)
ストレージ 1TB (PCI Express 3.0 x4接続)
グラフィックス NVIDIA GeForce RTX 3070 (NVIDIA Optimus Technology対応)
無線機能 IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax (Wi-Fi 6対応)、 luetooth5.1
重さ 約 2.3kg
バッテリー AMD Ryzen 7 5800Hモデル:約13.8時間
AMD Ryzen 9 5900HXモデル:約12.4時間
インターフェイス USB3.2 (Type-A/Gen1)×3
USB3.2 (Type-C/Gen2)×1
HDMI×1
マイクロホン/ヘッドホン・コンボジャック×1

ASUS ROG Strix G15 (G513QR)のベンチマーク

ASUS ROG Strix G15 (G513QR)のCPUのベンチマーク

CPUのベンチマークの計測方法はいろいろありますが、ここではPassMarkとCINEBENCHの2種類のベンチマークを載せておきます。

ASUS ROG Strix G15 (G513QR)のPassMarkベンチマーク

AMD Ryzen 7 5800Hモデル Average CPU Mark Rating:21647
(Single Thread Rating: 3102)
(Cross-Platform Rating: 40,767)
AMD Ryzen 9 5900HXモデル Average CPU Mark Rating:24001
(Single Thread Rating: 3307)
(Cross-Platform Rating: 44,604)

ASUS ROG Strix G15 (G513QR)のCINEBENCHベンチマーク

ASUS ROG Strix G15 (G513QR)のストレージのベンチマーク


CrystalDiskMarkでSSDのベンチマーク数値を計測してみました。

主な参考数値の部分が、500MB/s以上がストレスなく動作する目安となります。

ASUS ROG Strix G15 (G513QR)当レビュー機に搭載されているSSDは、SATAよりも約7倍高速の(PCIe NVMe M.2)を使用しており、書き込み・読み込みともに高速であることが分かります。

ASUS ROG Strix G15 (G513QR)のゲーミングのベンチマーク

ASUS ROG Strix G15 (G513QR)をゲームで使用した際のベンチマークについてまとめてみました。

ゲームでのベンチマークを詳しく見たい方は、以下の「ゲームのベンチマークを詳しく見る」ボタンをクリックして下さい。

※なお、ベンチマークの計測には、【AMD Ryzen 9 5900HX】搭載モデルを使用しています。

ゲームのベンチマークを詳しく見る

ミディアム級ゲームのベンチマーク:ファイナルファンタジー14


ファイナルファンタジー14はフルHD(1,920×1,080)モードで非常に快適にプレイできます。


ファイナルファンタジー14はWQHD(2,560×1,440)モードでも非常に快適にプレイできます。

ヘビー級ゲームのベンチマーク:ファイナルファンタジー15


フルHD(1,920×1,080)標準品質:とても快適


フルHD(1,920×1,080)高品質:とても快適


WQHD(2,560×1,440)標準品質:快適


WQHD(2,560×1,440)高品質:快適

重量級と言われるファイナルファンタジー15でも、WQHD(2,560×1,440)の高画質でもRTX 3070を積んでいるだけあって快適にプレイできます。

ASUS ROG Strix G15 (G513QR)のグラフィックのベンチマーク「3DMark」

ASUS ROG Strix G15 (G513QR)のグラフィック性能を、ベンチマークソフト「3DMark」を使って計測してみました。

行なったテストは、「TimeSpy」、「FireStrike」、「NightRaid」の3種類です。

グラフィックのベンチマークを詳しく見る

「TimeSpy」ASUS ROG Strix G15 (G513QR)ベンチマーク

「TimeSpy」ASUS ROG Strix G15 (G513QR)ベンチマーク
トータルスコア:10266
Graphicsスコア:10545
CPUスコア:8929

「FireStrike」ASUS ROG Strix G15 (G513QR)ベンチマーク

「FireStrike」ASUS ROG Strix G15 (G513QR)ベンチマーク
トータルスコア:22309
Graphicsスコア:24751
Physicsスコア:25398
Combinedスコア:11605

「NightRaid」ASUS ROG Strix G15 (G513QR)ベンチマーク

「NightRaid」ASUS ROG Strix G15 (G513QR)ベンチマーク
トータルスコア:34779
Graphicsスコア:47143
CPUスコア:13989

ASUS ROG Strix G15 (G513QR)を使用して分かったデメリット・メリット

デメリット
  • 本体とACアダプター両方を持ち歩くと約3kgとそれなりに重い。
  • 最高パフォーマスの「ターボ」モードは、電源接続時でなければ選択できない。
  • Webカメラが非搭載
メリット
  • オーバークッロックできるCPU【AMD Ryzen9 5900HX】と【GeForce RTX 3070】の組み合わせによる高いパフォーマンス
  • ノートPCでありながら、WQHD (165Hz/3ms)、FHD (300Hz/3ms)の圧倒的性能のディスプレイ
  • 液体金属グリス×新型ファンによってUPした高い冷却性能

ASUS ROG Strix G15 (G513QR)の価格

ASUS ROG Strix G15 (G513QR)の価格は、¥190,727(税別)です。

ASUS ROG Strix G15 (G513QR)