microsoft 365には、家庭向け「Personal」「Family」、一般法人向けには「Business Basic」「Apps for business」「Business Standard」「Business Premium」といった数多くの種類が発売されています。
「家庭向け」と「一般法人向け」の違い、それぞれのソフトの違いを解説し、どのソフトを選べば良いのかが簡単に分かるようにまとめてみました!
ぜひ参考にしてください^^
microsoft 365の家庭向け 一般法人向けの価格の違い
月額 | 年額 | ||
家庭向け | Personal | 1,284円 | 12,984円 |
Family | 1,850円 | 18,400円 | |
一般法人向け | Business Basic | 715円 | 7,128円 |
Apps for business | 1,188円 | 11,880円 | |
Business Standard | 1,793円 | 17,952円 | |
Business Premium | 2,629円 | 28,776円 |
価格だけを見ると、一般法人向けの方が安くてお得なように見えますが、いくつか注意する点があるので、以下に詳しく解説していきます!
microsoft 365 家庭向けと一般法人向けの機能の違い
microsoft 365 家庭向けと一般法人向けの機能の違いを分かりやすくするためにそれぞれの機能を比較してみました。
家庭向けと一般法人向けで、結局何が違うのかというと、一番大きな違いは「Exchange Online」、「SharePoint Online」の有無です。
「Exchange Online」とは、スケジュール管理やセキュリティなど色々な機能をもったメールシステムで以下のようなメリットがあります。
- 50GBのメール保存容量
- 最大150MBのメール添付ファイルを送信可能(通常25MB)
- メールのセキュリティ対策を標準装備
「SharePoint Online」とは、1TB容量のクラウド上の共有ファイルサーバーで、限られたチームまたは社内全体でファイルの共有ができます。
ただ、「Exchange Online」「SharePoint Online」の有無というだけでは大雑把すぎるので、以下に「個人向け」「法人向け」それぞれの機能を簡単にまとめてみました!
個人向けmicrosoft 365の機能の違い
Personal | Family | |
月額 | 1,284円 | 1,850円 |
年額 | 12,984円 | 18,400円 |
対象人数 | 1 ユーザー | 1~6 ユーザー |
接続可能台数 | 同時に最大 5 台のデバイス | 同時に最大 5 台のデバイス |
クラウドストレージ (OneDrive) |
1 TB | 6 TB |
対応機器 | Windows PC、Mac、iPhone、iPad、Android スマートフォンおよびタブレット | Windows PC、Mac、iPhone、iPad、Android スマートフォンおよびタブレット |
使えるOiffceアプリ | Word Excel PowerPoint Outlook OneNote Clipchamp Access(WindowsPCのみ) Publisher(WindowsPCのみ) ※Teams |
Word Excel PowerPoint Outlook OneNote Clipchamp Access(WindowsPCのみ) Publisher(WindowsPCのみ) |
その他サービス | Microsoft Defender Skype |
Microsoft Defender Skype Microsoft Family Safety |
※「Teams」とは、チャットをベースにしてビデオ会議やファイルのやり取りなどができる多機能ツールです。
個人利用でもこの「Teams」が必要ないという方は、以下にご紹介する一般法人向け「Microsoft 365 Apps for Business」を選んだ方が少しだけ安くなります。(個人でも契約可能。ただ、個人でも法人向けアカウントを作成する必要があるので少しだけ面倒くさいです。)
もしも、家族2人以上で使うならば、 PersonalよりもFamilyの方がお得なのでおすすめです!
また、Familyには、家族の位置情報を共有したり、子供のスマホのコンテンツ利用制限ができるMicrosoft Family Safety モバイルアプリの追加機能が利用できます。
一般法人向けmicrosoft 365の機能
Business Basic |
Apps for business |
Business Standard |
Business Premium |
|
月額 | 715円 | 1,188円 | 1,793円 | 2,629円 |
年額 | 7,128円 | 11,880円 | 17,952円 | 28,776円 |
対象人数 | 1 ユーザー | 1 ユーザー | 1 ユーザー | 1 ユーザー |
オフィスアプリのPCダウンロード可能台数 | 不可 | 5台まで | 5台まで | 5台まで |
クラウドストレージ (OneDrive) |
1TB | 1TB | 1TB | 1TB |
使えるOiffceアプリ | Word (WEB/モバイル版のみ) Excel (WEB/モバイル版のみ) PowerPoint (WEB/モバイル版のみ) Outlook (WEB/モバイル版のみ) OneNote (WEB/モバイル版のみ) Teams Exchange SharePoint |
Word Excel PowerPoint Outlook OneNote Access(WindowsPCのみ) Publisher(WindowsPCのみ) |
Word Excel PowerPoint Outlook OneNote Access(WindowsPCのみ) Publisher(WindowsPCのみ) Teams Exchange SharePoint |
Excel PowerPoint Outlook OneNote Access(WindowsPCのみ) Publisher(WindowsPCのみ) Teams Exchange SharePoint Intune Azure Information Protection 高度な脅威対策 |
法人向けでは「Microsoft 365 Business Basic」が一番価格が安いですが、OfficeがPCにダウンロードすることができない(タブレット/スマホのみ)ので、PCでのOffice利用を考えている方は選ばないようにしましょう!
Apps for businessがおすすめの方
「Teams」が必要ない&「Office」が使えれば良い・・・という方には「Apps for business」が価格が安いのでおすすめです!
Microsoft 365 Business Standardがおすすめの方
「Office」以外に、複数人でファイルを共有するような使い方する方には、「Microsoft 365 Business Standard」がおすすめです!
使える機能の1つ「SharePoint Online」は、大容量1TBのクラウド上の共有ファイルサーバーで、限られたチームまたは社内全体でファイルの共有ができます。
Microsoft 365 Business Premiumがおすすめの方
共有のパソコンで「Office」を利用するといった使い方をする方には、「Microsoft 365 Business Premium」がおすすめです!
使える機能の1つ「Azure Information Protection」は、ファイルの機密度レベルの設定や印刷、転送の制限ができるので、大事な情報の漏洩を防ぐことができます。