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ケースファンの選び方!静音や回転数などの増設時の注意点

ケースファン選び方

ケースファンの選び方!

ケースファンを選ぶ時に大事なポイントは、冷却性と静音性です。

そして、冷却性と静音性を高めるには、それぞれ以下の点がポイントとなります!

  • ケースファンのサイズ・・・冷却性
  • ケースファンの回転数を低く制御・・・静音性

ケースファンのサイズ

ケースファンのサイズは大きければ大きいほど、厚みも厚いほど風量が強くなるので、冷却性能が高くなります。

ケースファンのサイズは12センチが主流ですが、14センチの大型サイズもあります。
また厚みは25mmが主流ですが、30mmよりも厚いファンもあります。

ケースファンの回転数を低く制御

ケースファンの騒音は、回転数が上がるほど大きくなります。

ケースファンの騒音を防ぐためには、大きいサイズのケースファンの回転数を低く抑えることが重要なポイントです。

ケースファンの中には、PC内部温度に応じて自動で回転数を低く制御してくれる「PWM対応」モデルがあるのでおすすめです

増設時のケースファンの吸気と排気の向きや設置場所は?

ケースファンの向きは、吸気は内側、排気は外側に向けます。

PC内の熱は下から上に向かって移動するので、ケースファンも下から上への流れで設置するのが効率の良い設置方法です!

ただ、ケースファンの設置場所は前面下部と背面に付いていることが多いので、前面下部(内向き)と背面上部(外向き)に設置して基本的な空気の流れを作ります。

ケースファン増設時には、以下の2つのパターンが一番有効です!

  • グラフィックボードやCPUにじかに風が当たるよう側面から吸気
  • 熱の上昇する向きに合わせて上部から排気

ファンケースがうるさい時の対処法


ケースファンがうるさい時には、主に以下の2つの対処法があります。

  1. PCケース内を清掃する
  2. ケースファンを交換または増設する

それぞれ見ていきましょう!

PCケース内を清掃する

使用しているケースファンがPWM対応の場合は、PCケース内のホコリが原因でPC内部の温度が上昇し、ケースファンの回転数が上がっている可能性があります。

PCケース内を清掃した後、UEFI(マザーボードの管理システム)でCPUやマザーボードの温度などが確認できるので、温度が上がりすぎていないか確認してみましょう。

ケースファンを交換または増設する

ケースファンがPWM対応でない場合には、ファンは最大速度で回転するので、うるささを改善したいならばファンを交換する必要があります。

また、ケースファンがPWM対応で清掃してもうるささが改善しない場合は、そもそもファンの数が足りていない可能性が高いです。

ファンの増設を検討しましょう!
 

ケースファンおすすめはPWM対応!

PWM対応ケースファン

PWM(Pulse Width Modulation)とはパルス幅変調を意味し、温度に応じてファンの回転数を自動制御する機能があることを示しています。

PWM対応ファンケースのメリットは、騒音と消費電力が最小限に抑えられます。

ケースファンのマザーボードとの接続端子は3ピンと4ピンのものがありますが、PWM対応ファンは4ピンのみです!

PWM対応ファンケース

最後に、ケースファンを選ぶ時にスペックを判断する上で必要な数値をまとめておきました!

CFM Cubic Feet per Minute の略で、1分間に送り込める空気の量を表します。
dBA デシベル。うるささを表す数値です。数値が高いほどうるさいです。
騒音が気にならない目安は、25dBA以下です。
rpm rotation per minutesの略で、1分間に羽が何回転するかを表します。