ゲーミングPCの消費電力の計算方法と電気代を抑える方法！

ゲーミングPCはとても電気を使っている感じがして、ブレーカーが落ちてしまわないか心配ですよね。

そこで、実際に自分の使用しているゲーミングPCはどれぐらいの消費電力なのか？

また、消費電力を抑えたり、ブレーカーを落とさない方法などについてまとめました♪

ゲーミングPCの消費電力の計算方法！

ゲーミングPCの消費電力量を計算するには、消費電力量の高いGPU＋CPUでだいたいの消費電力が計算できます。

ただ、グラフィックボードやプロセッサーの消費電力自体が分からないのではないでしょうか？

こちらの電源容量計算器に、使用のグラフィックボードやCPUの種類を入力するとPCの消費電力が計算できます！

また、電気代を計算する場合には、上記で出したPCの消費電力を元に計算をします。

PCの電気代を計算する時の注意点は、PCの消費電力をkWに換算することです。つまり、【W数÷1000】でkWに換算できます。

・・・というのも、電気代は１kWhで計算されるからです。

例として実際の場合の計算をしてみましょう！

ゲーミングPC本体の消費電力量300W、モニター消費電力量30W、1日6時間使用、電気代1kWhあたり20円とすると、

0.33（kW）×6（時間）×20（円）＝39.6円（1日の電気代）

39.6円×30（日）＝1188円（1ヶ月の電気代）

・・・となります。

（厳密に言うと、次に紹介するように電源ユニットの性能によって電力のロスが発生するので、20％程度料金が上がる可能性が高いです。）

ゲーミングPCの消費電力を下げて電気代を抑える4つの方法

ゲーミングPCの消費電力量を下げるには、以上の4つの方法があります。

それぞれについて簡単に説明していきますね♪

①良い電源ユニットを使用する

	負荷20％	負荷50％	負荷100%
チタニウム	92％	94％	90％
プラチナム	90％	92％	89％
ゴールド	87％	90％	87％
シルバー	85％	88％	85％
ブロンズ	82％	85％	82％
スタンダード	80％	80％	80％

「電源変換効率」

PCは、使用している電源ユニットの性能によって「電源変換効率」つまり「電力のロス率」が変わります。

良い電源ユニットを使用するほど消費電力は下げられます。

＞＞＞ゲーミングPCの電源ユニットの選び方

②ゲーミングPCの排熱性能を高める

PCは排熱性能が低いと、冷却ファンに負荷がかかり回転数が上がるので、その分電気を消費します。

ゲーミングPCは、ケース内の対角線を結ぶ大きな空気の流れを作ることにより効率的に排熱をすることができます。

PCケース内の空気の流れを変えられない場合には、風通しの良い場所・日光の当たらない場所に設置するなどPCの温度が上がりにくくなるよう工夫をしましょう！

③ヘッドホンを使用する

スピーカーを使わずにヘッドホンを使用することで、消費電力が下げられます。

③使わないときは電源を切る

ゲーミングPCの電源をつけっぱなしにしておくと、無駄な消費電力が発生します。

ゲームをしない時は、できるだけ電源を落としましょう。

ゲーミングPCの使用でブレーカーが落ちない消費電力量にするにはA（アンペア）を参考にする！

まずはご自宅のブレーカーを確認しましょう！

ブレーカーの左側に電力の上限（30A＝3000Wで有ることが多い。）が表示されています。

そして、右側には各部屋またはエリアごとの電力の上限（20A＝2000Wであることが多い。）が表示されています。

このことから分かることは、ゲーミングPCを使用している部屋で2000Wを超えない、かつ総電力量が3000Wを超えないようにすればブレーカーは落ちないということになります。

ハイスペックゲーミングPCを使用すると、500W近くの消費電力量が発生するので、ゲーミングPCを使用している時には同じ部屋で使用する電化製品の消費電力には注意するようにしましょう！

参考までに、消費電力の高い電化製品をまとめておきました♪

エアコン	300W～1500W
IHクッキングヒーター	1400W～1500W
瞬間湯沸かし電気ポット	900W～1400W
電子レンジ	1000W～1300W
炊飯器	100W~300W

 

ゲーミングPCの消費電力よくある質問

アイドル時のゲーミングPCの消費電力量は？

ゲーミングPCはアイドル時でも50W～70W程度の電力を消費しています。
長時間使用しない場合には、電源を落とすことをおすすめします。

ゲーミングPCをつけっぱなしの場合の消費電力量は？

アイドル時の消費電力量【50W～70W】＋ゲーミングPCの消費電力量で計算できます。