NPU(Neural network Processing Unit)「AI処理に特化したプロセッサー」内蔵インテル Core Ultraプロセッサーを搭載した「HP Envy x360 14-fc(インテル)」の実機をレビューしてみました!
使用してみて感じたデメリット・メリットなどをまとめていますので、ぜひ参考にしてください^^
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HP Envy x360 14-fcレビュー
HP Envy x360 14-fcは、思っていたよりも大きな箱で届きました。
箱の中に入っているのは、「PC本体」「Type-C 65Wアダプター」「マウス(HP 430 マルチデバイスワイヤレスマウス)」「その他(保証書、説明書など)」です。
当レビュー機の本体色は「メテオシルバー」ですが、「ミッドナイトブルー」の色選択もできます。
ディスプレイをレビュー
14.0型のディスプレイは横縦比「16:10」、有機EL(2,880×1,800ドット)なので非常にきれいで画面も広くて見やすいです!
さらにリフレッシュレート(液晶ディスプレイの1秒間に更新される回数)がMAX「120Hz」と高いので映像の動きも滑らかです。
ディスプレイはタッチディスプレイ対応なので、変形させてタブレットのような使い方もできます。
インカメラは207万画素。物理シャッター搭載です!
このインカメラは優秀で、以下の3つの機能があります。
- 顔を追従しフレームアウトを防ぐオートフレーム機能
- 背景ぼかし機能
- カメラ目線に視線維持補正するアイコンタクト機能
キーボードをレビュー
キーピッチ(キートップの中央から中央までの距離)は約18.7×18.4mmと十分な距離があります。
キーストロークは1.3 mmと標準的で軽いタッチで反応する打鍵しやすいキーボードです。
タッチパッドのサイズは大きめで、12.4㎝×8㎝とノートPCとしては広めで使いやすいです。
キーボード拡大写真です。
キーボード右下「ALT」横の渦巻きマークのようなボタンが「Copilotキー」といって、押すだけで仕事や生活に役立つ「AI コンパニオン」がすばやく起動します。
暗いところでキーが光る「バックライト」に対応しています。
USBなどのインターフェイスをレビュー
右側面インターフェイス
①ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート
②SuperSpeed USB Type-A 10Gbps (電源オフUSBチャージ機能は非対応)
左側面インターフェイス
①SuperSpeed USB Type-A 10Gbps(電源オフUSBチャージ機能に対応)
②HDMI 2.1 出力端子
③Thunderbolt 4 with USB4 Type-C 40Gbps
(Power Delivery、DisplayPort 2.1、電源オフUSBチャージ機能対応)
④SuperSpeed USB Type-C 10Gbps
(Power Delivery、DisplayPort 1.4、電源オフUSBチャージ機能対応)
底面をレビュー
底面上部には広い範囲で「吸気口」が開いています。(「排気口」はキーボードとディスプレイの接続部分に設置されています。)
前部には「スピーカー」が2基設置されています。
HP Envy x360 14-fcのサイズ
HP Envy x360 14-fcのサイズをB5ノートと比較した写真を掲載しています。
HP Envy x360 14-fcのサイズ公称値は「幅31.3㎝ ×奥行き 21.8㎝× 高さ1.69㎝(最厚部)」です。
A4サイズは「幅29.7㎝×奥行き21.0㎝」なので、ほぼA4サイズと考えるとイメージしやすいかもしれません。
HP Envy x360 14-fcの重さ
スペック表の公称値は約 1.39 kgとなっていましたが、実際の計測値もほぼ同じでした!
付属のACアダプターは、Type-C端子で65Wです。一揃えで307gでした。
HP Envy x360 14-fcのスペック(仕様)
OS | Windows 11 Home |
---|---|
プロセッサー | インテル Core Ultra 5 プロセッサー 125U(最大 4.30GHz, インテルスマート・キャッシュ 12MB) インテル Core Ultra 7 プロセッサー 155U (最大 4.80GHz, インテルスマート・キャッシュ 12MB) |
ディスプレイ | Core Ultra 5 プロセッサー搭載モデル:14.0インチ・WUXGA非光沢・IPSタッチディスプレイ (1920×1200 / 16:10 / 400nit / 60Hz)テュフ・ラインランドEyesafe認定ディスプレイ Core Ultra 7 プロセッサー搭載モデル:14.0インチ・2.8Kブライトビュー・OLEDタッチディスプレイ (2880×1800 / 16:10 / 400nit / 48~120Hz) テュフ・ラインランドEyesafe認定ディスプレイ |
メモリ | 16GB(6400MHz, LPDDR5)・32GB(6400MHz, LPDDR5) (※オンボードの為、メモリの増設はできないので注意してください。) |
ストレージ | 512GB・1TB SSD (PCIe Gen4 NVMe M.2 ) |
GPU(グラフィックス) | インテル グラフィックス (CPU内蔵) |
WEBカメラ | 5MP IR カメラ (約500万画素) |
無線機能 | IEEE 802.11ax (Wi-Fi 6E)、 Bluetooth 5.3 |
重さ | 約 1.39 kg |
バッテリー | Core Ultra 5 プロセッサー搭載モデル:最大 15時間 Core Ultra 7 プロセッサー搭載モデル:最大 10時間30分 |
HP Envy x360 14-fcの特徴
HP Envy x360 14-fcの特徴を簡単にまとめてみました!
NPUを内蔵したインテル Core Ultra プロセッサーを搭載
従来のCPU(中央演算処理装置)・GPU(画像処理装置)に新たに加わったNPU(Neural network Processing Unit)「AI処理に特化したプロセッサー」を搭載。
AI効率性【最大70%】、グラフィック性能【最大2倍】、省電力【最大25%】などの全体的なPCパフォーマンスの向上が見込めます。
以下に実際のパフォーマンス向上の例をいくつかご紹介します。
動画編集ソフトAdobe Premiere Pro での「文字起こし」が従来機種と比較し「約27%の時間短縮」 画像生成AIソフト Stable Diffusionでの「テキスト→画像生成」が従来機種と比較し「約70%時間短縮」 音楽編集ソフト Audacity での「テキスト→楽曲生成」従来機種と比較し「約80%時間短縮」
Copilotキーを搭載
CopilotはMicrosoftが開発したチャット機能ベースのAI(人工知能)アシスタントアプリです。
Copilotキーを押すことでワンクリックで作業ウィンドウを開くことができ、自分の言葉でやりたいこと(タスクの実行、情報の検索、コンテンツ生成など)が簡単に行えます。
HP Envy x360 14-fcのバッテリー
当レビュー機「Core Ultra 7 プロセッサー搭載モデル」のバッテリー持続時間の公称値は「最大10時間30分」です。
それほど重い作業をしていないこともありますが、ほぼ公称値どうり約10時間使用できました。
また、バッテリー関連で言うと、30分で50%充電できる「急速充電」に対応しています。
「Core Ultra 5 プロセッサー搭載モデル」の方のバッテリー持続時間の公称値は「最大 15時間」なので、パフォーマンスよりバッテリー重視の方は「Core Ultra 5 プロセッサー搭載モデル」の方の検討をおすすめします!
HP Envy x360 14-fcのベンチマーク
HP Envy x360 14-fcの「CPU」「SSD」「PCMARK10」「ゲーミング」のベンチマーク数値を計測してみました!
CPUのベンチマーク
CPUのベンチマークの計測方法はいろいろありますが、ここではPassMarkとCINEBENCHの2種類のベンチマークを載せておきます。
HP Envy x360 14-fcのPassMarkベンチマーク
Intel Core Ultra 5 125Uモデル | Average CPU Mark Rating:17921 (Single Thread Rating:3472 ) |
---|---|
Intel Core Ultra 7 155Uモデル | Average CPU Mark Rating:16140 (Single Thread Rating:3427 ) |
HP Envy x360 14-fcのCINEBENCHベンチマーク
ベンチマーク数値をCINEBENCH R23で計測してみました。
現在ノートパソコンを使用している人は、CINEBENCH R23は簡単に無料でダウンロードできるので、自分のパソコンの性能と比較してみると違いが分かりやすいですよ^^
ストレージのベンチマーク
CrystalDiskMarkでSSDのベンチマーク数値を計測してみました。
主な参考数値の部分が、500MB/s以上がストレスなく動作する目安となります。
「HP Envy x360 14-fc」当レビュー機に搭載されているSSDは、1TB SSD (PCIe Gen4 NVMe M.2 )です。
高速のと言われているPCle接続 SSDを使用しており、書き込み・読み込みともにストレスを感じずに快適に使用できる数値です!
PCMARK10ベンチマーク
一般的なPC作業のベンチマーク指標として使われるPCMARK10の数値を計測してみました。
PCMARK10ベンチマーク数値は大きく3つの数値に分かれています。
Essentials:6820
Productivity:4082
Digital Contents Creation:4950
総合:3703
それぞれ快適に作業できる数値の目安として以下の数値を参考にしてください。
Essentials (アプリ起動、ビデオ会議、Webブラウジング) |
快適数値目安:5000 |
---|---|
Productivity (表計算、文章作成) |
快適数値目安:5000 |
Digital Contents Creation (画像編集、レンダリング、動画編集) |
快適数値目安:4000 |
ただ、数値を見てもよく分からない方が多いと思うので、既にPCをお持ちでしたらPCMARK10を無料でダウンロードして上記の「HP Envy x360 14-fc」で計測した数値と比較してみて下さい^^
ゲーミングベンチマーク
「HP Envy x360 14-fc」は外部グラフィックボードを搭載していないので、ゲームをする方はあまりいないかもしれませんが、「ファイナルファンタジー14」で念のため一応ゲーミング性能を計測してみました。
1920×1080標準品質「7531(やや快適)」、1920×1080高品質「4327(普通)」という比較的高い数値が出ました。
解像度を上げなければ、中級クラスのゲームぐらいまでならできそうです!
HP Envy x360 14-fcを使用して分かったデメリット・メリット
実際に使用してみて感じたデメリット・メリットをまとめてみました!
使用して感じたデメリット
- 顔認証に対応しているが、指紋認証は非対応
- 画面は綺麗だけれど、電力消費量が多く連続使用は約10時間目安
- 持ち運び用としてはやや重め
使用して感じたメリット
- 新しいAI機能により、高速起動・高速処理が可能
- タッチディスプレイ対応なのでタブレットとしても使える
- PC天板などの高級感のあるデザイン
- 画面が綺麗で動作も軽快
- ゲームもそこそこできる
- IMAX Enhanced認定の映画館クオリティのサウンドと映像
上記に挙げたようにいくつか気になる点はありましたが、画像や音が綺麗、デザインにもこだわりがある性能が高いノートPCです。
デメリットで紹介したポイントが受け入れられるなら、おすすめできる機種です!
HP Envy x360 14-fcの価格
Core Ultra 5 プロセッサー搭載モデル | メモリ16GB・512GB SSD 198,000円 |
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Core Ultra 7 プロセッサー搭載モデル | メモリ16GB・512GB SSD 239,800円 メモリ32GB・1TB SSD 264,000円 |
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