ロシア製のウイルスセキュリティソフトのカスペルスキーについての危険性または安全性について心配している方は多いと思います。
そこで、使っても大丈夫なのかということについて、情報をまとめてみました!
ぜひ参考にしてください^^
取締役会長兼最高経営責任者(CEO)ユージン・カスペルスキーについて
Kaspersky の取締役会長兼最高経営責任者(CEO)であるユージン・カスペルスキーの経歴について簡単に説明します。
・1965年ロシア西南部で黒海沿岸の町ノボロシスク(Novorossiysk)生まれ。
・高校時代に、国立モスクワ大学が主催する数学と物理の専門プログラムに参加。
・ロシア暗号通信コンピュータ科学研究所(Institute of Cryptography, Telecommunications and Computer Science)でコンピューター技術と数学を学習。1987年に卒業。
・大手のリサーチ機関に就職し、1991年 同僚の数名と「AVP」(Kaspersky Anti-Virusのプロトタイプ)を開発。
・1997年に同僚たちとグローバルIT企業Kaspersky Labを立ち上げる。現在およそ200か国にわたり、世界30地域にオフィスを構える。
ロシア製カスペルスキーの危険性(安全性)に関する3つのポイント
カスペルスキーのセキュリティソフトウェアに関する懸念は、主に以下の3つのポイントで表されています。
①ロシア政府との関係性
カスペルスキーはロシア系企業であり、ロシア政府との関係性が疑念の対象となることがあります。
一部の専門家や政府機関は、カスペルスキーがロシア政府データやアクセス協力を強制する可能性があるという先入観が存在し、特に国家間や企業のデータプライバシーに潜在的な危険性があります。
②バックドアの憂慮または情報漏洩のリスク
カスペルスキーのセキュリティソフトウェアが、使用者のコンピューターやネットワークに深く関わっているため、バックドアなどが仕込まれている場合には個人情報や機密情報が漏洩するリスクがあります。
③政府機関の使用禁止の影響
一部の国の組織は、カスペルスキー製品の使用を制限または禁止しています。
たとえば、アメリカの政府機関は、カスペルスキー製品の使用を禁止しました。
これは、セキュリティ上のリスクを回避するためとされていますが、カスペルスキーの製品が危険であるかどうかは議論の余地があります。
これらの残念に対してカスペルスキーは否定しており、自社の製品が信頼性の高いセキュリティ対策を提供していると主張しています。
信頼性の高いセキュリティソフトウェアを選ぶ際には、その製造元の背景や評判を調査し、自分または会社のセキュリティとプライバシーを最優先に考えることが大切です。
使用することで高いリスクがあると判断するならば、他の選択肢も検討することが重要です。
カスペルスキーの危険性(安全性)に関するネット上の評判
カスペルスキーの危険性(安全性)に関するネット上の評判をまとめました!
ロシア製カスペルスキーの危険性(安全性)に関する悪い評判
米政府、カスペルスキー製品撤去を命令 ロシアの侵入を懸念https://t.co/UfqUKxS8TN米政府カスペルスキー製品撤去を命令_ロシアの侵入を懸念/
— のーもらタイトルBot (@nsnomoral_bot) April 7, 2023
アメリカはカスペルスキーを安全保障上の脅威とみなしています。
カスペルスキーは本社はロシアだが、サーバやデータ管理はスイスに移して、安全性確保したけど、今のロシアの状況では、どういう要求をカスペルスキーに叩きつけるかわからないってのが心配ではあるよな。
過去にはカスペルスキー側が政府の方針に反発とかもあったと記憶しているが現在の状況では。
— Doteya (@doteya) March 26, 2022
2018年にカスペルスキーは、カスペルスキーの製品にロシア政府の干渉懸念を払拭するためスイスのチューリッヒにサーバーを移転しています。
ロシア製カスペルスキーの危険性(安全性)に関する良い評判
時代っていうのは変わっている。
発祥だからとそれがいつまでもそのままであるというのはばかばかしい考え方。
いい例がカスペルスキー。ロシアで創業だが現在の本社は英国。それなのにウクライナ侵攻の批判に晒されている。正義面で中傷する人は情けない情弱。— 足利🍙光画部 (@AshikagaKougabu) May 1, 2023
確かに、カスペルスキーは現在は持ち株会社制を敷き本社を英国に置いています。
死にそうなSSD破壊ついでにウイルスうん100個入れてTronscript動かしたけど強かったのは
Kaspersky>Malwarebytes>Norton>McAfeeみたいな感じ
他にもSvGとかBitdefenderとか動かしたけどSVGとAvastはほぼ何も検知せずにやられてた.Butterflyとか有名なのどころかかなりアドウェアも消せてなかったよ— TR7735H_ (@TRX5800X) August 9, 2023
実務であるウイルス除去能力では、能力値が高いという評価が口コミで数多くあります。
ロシアが戦争起こしたときに、カスペルスキーもロシア製で何かよくないみたいな話があった気がしたけど、その時はまだ有効期間が結構残っていて何もしてなく、そろそろ切れて更新する時期になったんだけど、結局情報収集もしていないので、とりあえずそのまま1年更新にした…。
— あきこま (@akikomagt) May 5, 2023
以前からカスペルスキーを使用していて、現在も継続して使用している方が多くいます。
しかし、何か問題が起きたという口コミは見つかりません。
カスペルスキー1番挙動が邪魔してこなくて、安全性が高いってプログラマーの先輩に聞いたんだけどな……
抜こうと思えばカスペルスキー側は通信を濾過出来るわけだし、安保の脅威と言われればそりゃそうか…… https://t.co/UkIJZWlpkr
— 拓海スペシャル (@KawaguchiTakum1) March 26, 2022
ロシア製カスペルスキーの危険性(安全性)に関する評判まとめ
実際にカスペルスキーを継続して使っている方の中に、データー漏洩で実害を受けたという口コミをしている方はSNS上で見つかりませんでした。
アメリカとロシア間で言えば敵対関係にあると言えるので、相手国のセキュリティソフトを使わないのは当然と言えますが、個人との間には当てはまらないのではないでしょうか?
データー漏洩はカスペルスキーにとって企業の生命線である訳で、万一そのようなことが起これば倒産は免れません。
実際にロシア政府の干渉懸念を払拭するためスイスのチューリッヒにサーバーを移転し、第三者機関による監査を受けているので透明性は高い企業と言えるでしょう!
国家や国防に関する企業に関しては分かりませんが、少なくとも個人がカスペルスキーの危険性(安全性)を心配する必要は無さそうです。
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カスペルスキー代替の乗り換え先セキュリティソフト候補
もしもカスペルスキーが信頼できないとあなたが判断したならば、候補となるセキュリティソフトをご紹介しておきます。
ESET
スロバキアのソフトウェア企業が販売するセキュリティソフト。
日本ではキヤノンITソリューションズ株式会社が販売を手掛けています。
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ウイルスバスター
アメリカ創業の多国籍企業「トレンドマイクロ」が開発のセキュリティソフト。
現在の本社は日本・東京にあるということもあり、日本での販売台数が多いセキュリティソフトです。
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ノートン
アメリカ合衆国アリゾナ州に本社を置く「NortonLifeLock」というNASDAQ上場企業が開発を手掛けるセキュリティソフトです。
セットで付いてくる「VPN」や「ダークウェブモニタリング」などが特徴のセキュリティソフトです。
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