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VAIO SX14 (2023年6月モデル)レビュー

VAIO SX14 (2023年6月モデル)レビュー

14インチで長時間バッテリーのVAIO SX14 (2023年6月モデル)の実機をレビューしました。

また、使用して分かった「デメリット・メリット」や「評判・口コミ」などについてもまとめてみました!

VAIO SX14を購入しようか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください^^

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VAIO SX14レビュー

当レビュー機のスペック:
Core i7-1370P、32GBメモリ、256GB PCIe SSD、14.0型ワイド(4K 3840×2160 HDR対応)
OS:Windows 11 Pro 64ビット


古来の日本で「勝色」と呼ばれた深く濃い藍色の特別モデルです。

「VAIOロゴ」とヒンジ側の「側面」がゴールドの輝きで高級感のあるデザインです!

見た目が綺麗なだけでなく、アメリカ国防総省制定MIL規格(MIL-STD-810H)に準拠した品質試験もクリア。対落下などにも耐える剛性も備えています。


SX14のモニターは、14.0型ワイド(16:9)で当レビュー機の解像度はUltra HD(4K) 3840×2160です。
(ディスプレイは、Full HD 1920×1080・タッチパネルが選択できます。)

非光沢なので映り込みがほとんどなく、4Kディスプレイというだけあって画面は高精細で長時間作業していても目が疲れません。

モニター上部には、約207万画素のWindows Hello 顔認証対応フロントカメラを搭載しています。


インカメラには物理シャッターも搭載しているので安心です。


裏面にはノートPCにはよくある吸気口がまったくありません。

キーボードとモニターの間から吸気し、左側面から排気するという独自の排熱システムです。

左上部ヒンジ側にSimスロット、前面底部にスピーカーが2台設置されています。

音質にはそれほどこだわりはないのか「普通」です^^


購入時にオプションで「ワイヤレスWAN(5G)」を選択しなければ、VAIO本体でSimカードは使えないので注意してください。

VAIO SX14の大きさ・サイズをレビュー!


VAIO SX14のサイズは公称値では「幅32.04㎝x奥行22.29㎝x厚さ1.79㎝」となっています。

上記写真では、B5サイズのノートと比較しています。

サイズ的にはほぼA4サイズ(縦29.7cm・横21cm)とだいたい同じくらいの大きさです!

VAIO SX14のキーボードをレビュー


VAIO SX14のキーボードは、液晶を開くと本体後部が持ち上がり、適度な傾斜がつくようになっています。

キーボード右上の電源ボタンは指紋認証を兼ねており、PC起動と同時にサインインも同時に済ますことができる優れものです!


キーピッチ(キートップの中央から中央までの距離)は、約19mmとフルサイズのキースペースが確保されています。

また、キーストローク(深さ)は約1.5mmとノートPCとして平均的な打鍵感です。

(キー配列は、オプション+5,000円で英字配列も選択可能です。)

キーボードバックライトは標準搭載です。

タッチパッドは109mm×62mmと、モバイルノートPCとして十分な大きさ&操作性です!


右側面インターフェイス
①USB 5Gbps (USB 3.0) port 給電機能付き
②USB Type-C(Thunderbolt 4、USB Power Delivery 、USB4、USB 3.1、DisplayPort 1.4)
③HDMI出力
④有線LANコネクター
⑤USB Type-C(Thunderbolt 4、USB Power Delivery 、USB4、USB 3.1、DisplayPort 1.4)


左側面インターフェイス
①セキュリティーロック(ケンジントンロック)
②USB 5Gbps (USB 3.0) port
③ヘッドホンジャック

VAIO SX14の重さ


VAIO SX14の重さは1.100kgでした。

重さの公称値は【約1.046kg~1.167kg】なので、基準内に収まっていますね。

メモリやストレージ、ワイヤレスWANの有無などの選択によって重さは多少の前後があります。

同梱されているACアダプターは、65Wです。

重さは229gでした。

基本的には内蔵バッテリーだけで1日持つので、ACアダプターを持ち歩く必要はないと言えるでしょう。

VAIO SX14の仕様

プロセッサー インテル Core i3-1315U
インテル Core i5-1340P
インテル Core i7-1360P
ディスプレイ Core i3モデル 14.0型ワイド(16:9)、Full HD(1920×1080)
Core i5モデル 14.0型ワイド(16:9)、Full HD (1920×1080)
Core i7モデル 14.0型ワイド(16:9)、Ultra HD(4K) (3840×2160)、非光沢
メモリ Core i3モデル 8GB(オンボード)
Core i5モデル 16GB(オンボード)
Core i7モデル 32GB(オンボード)
ストレージ 256GB SSD(NVMe,PCI Express×4(32Gb/s))
256GB SSD(NVMe,PCI Express×4(64Gb/s))
512GB SSD(NVMe,PCI Express×4(64Gb/s))
1TB SSD(NVMe,PCI Express×4(64Gb/s))
2TB SSD(NVMe,PCI Express×4(64Gb/s))
GPU(グラフィックス) インテル Iris Xe グラフィックス
無線機能 IEEE802.11 a/b/g/n/ac/ax準拠、Wi-Fi 6E適合、Bluetooth 5.1
SIM nanoSIM
重さ 約1.046kg~1.167kg
セキュリティ 電源一体型指紋認証搭載
顔認証搭載

VAIO SX14のバッテリー持ち時間


VAIO SX14のバッテリー持ち時間は、選択するCPUまたはディスプレイでかなり大きく違います。

すべての組み合わせを検証することはできないので、参考までにVAIO調べですが典型的な組み合わせをまとめておいたので、ご自分の購入するモデルの参考にしてください^^

Core i3モデル Full HD液晶選択時:
約26.0~28.0時間
(動画連続再生 約15.0~16.5時間)
Core i5モデル Full HD タッチパネル液晶選択時:
約19.5~20.5時間
(動画連続再生 約12.0~13.0時間)
Core i7モデル Ultra HD(4K)液晶選択時:
約17.0~18.5時間
(動画連続再生 約10.0~11.0時間)

 

VAIO SX14のベンチマーク

VAIO SX14の「CPU」「SSD」「PCMARK10」「ゲーミング」のベンチマーク数値を計測してみました!

「CPU」のベンチマークの計測方法はいろいろありますが、ここではPassMarkとCINEBENCHの2種類のベンチマークを載せておきます。

VAIO SX14 PassMarkベンチマーク

インテル Core i3-1315Uモデル 13575
(シングル スレッド レーティング: 3572)
インテル Core i5-1340Pモデル 21116
(シングル スレッド レーティング: 3598)
インテル Core i7-1360Pモデル 19705
(シングル スレッド レーティング: 3710)

VAIO SX14 CINEBENCHベンチマーク

当機のCPU「Core i7-1370P」のベンチマーク数値をCINEBENCH R23で計測してみました。

VAIO SX14は設定で「電源接続時」「バッテリー駆動時」それぞれ【静かさ優先】【標準】【パフォーマンス優先】3つのモードから選択できます。

使う可能性が高そうな「標準」「パフォーマンス優先」2つもモードを比較してみたところ、「パフォーマンス優先」の方がマルチコアでやや高い数値が出ました。

「パフォーマンス優先モード」ではパフォーマンスは少し上がりますが、ファンの回転が速くなり騒音が大きくなるので、図書館などの静かな場所での使用は避けたほうが良さそうです。

現在ノートパソコンを使用している人は、CINEBENCH R23は簡単に無料でダウンロードできるので、自分のパソコンの性能と比較してみると違いが分かりやすいですよ^^

VAIO SX14 SSDのベンチマーク


CrystalDiskMarkでSSDのベンチマーク数値を計測してみました。

主な参考数値の部分が、500MB/s以上がストレスなく動作する目安となります。

VAIO SX14当レビュー機に搭載されているSSDは、第四世代 ハイスピード256GB(PCIe NVMe 暗号化機能付き) SSDです。

高速のと言われているPCle接続 SSDを使用しており、書き込み・読み込みともにストレスを感じずに超快適に使用できる数値です!

PCMARK10ベンチマーク


一般的なPC作業のベンチマーク指標として使われるPCMARK10の数値を計測してみました。

PCMARK10ベンチマーク数値は大きく3つの数値に分かれています。

Essentials:9614
Productivity:6989
Digital Contents Creation:5938
総合:5277

VAIO SX14はビジネス向けに開発されているだけあって「PCMARK10」ベンチマーク数値が高いです。

それぞれ快適に作業できる数値の目安として以下の数値を参考にしてください。

Essentials
(アプリ起動、ビデオ会議、Webブラウジング)
快適数値目安:5000
Productivity
(表計算、文章作成)
快適数値目安:5000
Digital Contents Creation
(画像編集、レンダリング、動画編集)
快適数値目安:4000

ただ、数値を見てもよく分からない方が多いと思うので、既にPCをお持ちでしたらPCMARK10を無料でダウンロードして上記のVAIO SX14で計測した数値と比較してみて下さい^^

VAIO SX14のゲーミングのベンチマーク

VVAIO SX14でゲームをする方はあまりいないと思いますが、一応軽量級ゲーム「ドラクエ10」で計測しておきました。

「Full HD(1920×1080)」「Ultra HD(4K)(3840×2160)」の2つのモードで計測したところ「Full HD」ならばなんとかできるレベルでした。

CPU内蔵グラフィックスなので、やはりゲームは厳しいです。

VAIO SX14を使用して分かったデメリット・メリット

VAIO SX14を実際に使用して感じたデメリット・メリットについて簡単に箇条書きでまとめてみました!

使用して感じたデメリット

  • 給電ポートが右側なので、充電しながら使用する場合にはコードが邪魔
  • 4Kモデルは画像が綺麗だけれどバッテリーの減りが意外と早く・排熱量も多い
  • ミニD-Sub 15ピン・SDカードスロットが無い
  • 比較的高い機種の割には音は普通(もう少し良くてもいいような気がします)

人によっては全く気にならないとは思いますが、「ミニD-Sub 15ピン」「SDカードスロット」が無いので使用する場合には別途コネクターを用意する必要があります。

独自の左側排熱構造の為、スロットが右側に集中している点がちょっと気になりました。

バッテリーの持ちを重視する方は、「4Kパネル」「タッチパネル」を選択しないことをお勧めします!

使用して感じたメリット

  • 14インチの大画面でありながら1.1㎏と軽量で持ち運びに重宝
  • ビジネス用途でのシステム性能が高く、使いやすい
  • キーボードの傾斜が丁度よく、打鍵しやすい
  • MIL規格(MIL-STD-810H)に準拠した堅牢性があり持ち運び時に安心感がある
  • デザインが綺麗で高級感がある

VAIO SX14は大画面でありながら軽量さらに外観に高級感があるので、外出先などでパソコン作業をする方におすすめの機種と言えます。

機能性も高く、ハードなビジネス用途にも十分な一台です!

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VAIO SX14をお得な価格で安く買う方法!

VAIO公式サイトでは定期的に「割引」や「アップグレード」などのキャンペーンを実施しています!

最新のVAIOのキャンペーン情報は、別ページにまとめていますので、ボタン下の「関連記事」をご覧ください^^

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関連記事:VAIOパソコンを割引クーポンコードやキャンペーンで安く買う方法|【快適パソコンどっとこむ】

VAIO SX14を買った人の評判・口コミ

ネット上のSNSなどのVAIO SX14を買った人の評判・口コミをまとめてみました!

最新機種の口コミが少なかったので、旧機種VAIO SX14の口コミも入っています。(最新機種の口コミは日付をチェックしてください)

VAIO SX14を買った人の悪い口コミ・評判


2023年6月モデルの音は悪いとは思いませんでしたが、普通でした。

VAIO SX14を買った人の良い口コミ・評判


以前にVAIOノートパソコンを使用して、長期間使えたので後継機にもVAIOを選んだという口コミが多くありました。


ビジネス用途でインターフェイスが豊富で使いやすいのでVAIOを選んでいるという方の口コミが多くありました!

VAIO SX14を買った人の口コミ・評判まとめ!

VAIO SX14のネット上の口コミでは、価格が高いということもあるせいか「製品」「サポート」もしっかりしているようで悪い口コミはほとんどありませんでした。

ビジネス用途での「軽量」「性能」「高級感」など購入者の満足度は高いようで、9割方の口コミは好意的なものでした!

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VAIO SX14よくある質問

VAIO SX14に関して、よくある質問をまとめました。

VAIO SX14のケースはありますか?

公式サイトで専用ケースが販売されています。

VAIO SX14のメモリ増設はできますか?

VAIO SX14はすべてのモデルでメモリはオンボードになっている為、増設はできません。
購入時によく検討して購入するようにしましょう!

VAIO SX14壊れやすい?

VAIO SX14の最新機種については今のところ分かりませんが、歴代機種についてはむしろ壊れにくい(長持ちする)という口コミが多くありました。

壊れやすいということは無さそうです。

VAIO SX14 SDカードスロットは付いていますか?

VAIO SX14の2023年6月モデルにはSDカードスロットは付いていません。

別途コネクターなどを用意して接続する必要があります。

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当レビュー記事はメーカーからの貸出機を使用しています。